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回避依存症かどうかをチェック|親密さが怖い人に見られる7つの特徴

自分を回避依存症ではないかと思っている女性

人との距離感ってむずかしいなって感じたこと、ありませんか? 恋愛や人間関係で、「近づきすぎると苦しくなる」「ひとりでいるほうがラクかも」って思うときがあるなら、 もしかしたらそれ、回避依存症のサインかもしれません。 この記事では、回避依存症の特徴や思考パターン、セルフチェックのポイントをわかりやすくまとめています。 「私のことかも…」と感じた方が、自分を責めずに少しでも心が軽くなるきっかけになればうれしいです。

回避依存症の特徴をチェックしてみよう

回避依存症って、一見すごく自立してるように見えるんですよね。
でも、実は「誰かと近づくのが怖い」「距離が縮まると逃げたくなる」みたいな、心のクセを持っていることが多いんです。
ここでは、そんな回避依存傾向のある人に共通して見られやすい特徴をチェック形式で紹介していきますね。
いくつ当てはまるか、ちょっと見てみてください。

①人との距離が近づくと不安になる

誰かと深く関わろうとすると、なぜか胸がざわついてくる。
「このままもっと近づいたら、自分のことを知られすぎるかも」とか、「裏切られるかもしれない」っていう、うっすらした不安が湧いてくるんですよね。
だから、どこかでブレーキをかけてしまう。
会う回数を減らしたり、そっけない態度を取ってしまったり、自分でもコントロールできない感情になることも。
実はそれ、心を守ろうとする無意識の反応なんです。

②恋愛がうまく続かないと感じる

最初はいい感じだったのに、相手が本気になってくると急にしんどくなる。
距離が近くなるほど、気持ちが冷めていくような感じがして、自分でも「なんで?」って戸惑うことありませんか?
恋愛そのものが嫌なんじゃなくて、“深い関係”になることが怖いんです。
相手に心を開くことができなくて、結果的に「いつも恋が長続きしない」って感じてしまうことが多いんですよね。

③相手に期待されるとプレッシャーを感じる

「頼りにされてる」「もっと関わってほしい」って言われたとき、うれしい反面、すごくプレッシャーを感じてしまうことありませんか?
「自分に応えられるか分からない」とか、「もしがっかりされたらどうしよう」って思って、急に逃げたくなってしまうんですよね。
期待されると、その分“責任”が増えるような気がして、気が重くなっちゃう。
これは、回避依存の人がよく感じる「繋がりたいけど重い」というジレンマのひとつです。

④ひとりの時間が心地よい反面、寂しさもある

ひとりでいるのは大好き。自由だし、気を使わなくていいし、誰にも干渉されないから気がラク。
でも、ふとした瞬間に「なんか寂しいな」って思うこともある。
回避依存の人って、人との関わりを避けたい気持ちと、誰かと繋がりたい気持ちの両方を抱えているんです。
この矛盾に気づかないままだと、ずっと孤独と安心の間を行ったり来たりして、心が落ち着かない状態が続いちゃうんですよね。

⑤誰かに頼られることを避けがち

「お願いがあるんだけど…」と言われた瞬間、心の中でピリッとスイッチが入る。
頼られることが苦手だったり、「自分がやらなきゃいけない」って感じてしまって、すごく負担に思えたりするんです。
断るのも苦手だから、断れない→やる→疲れる→避けたくなる…っていうループになりがち。
でもこれは、他人との境界線をうまく保つ方法をまだ知らないだけかもしれません。

⑥心を開くのに時間がかかる

どんなに気を許した人でも、心の深い部分はなかなか見せられない。
そういうこと、ありませんか?
感情を素直に出せなかったり、弱さを見せることに抵抗があったり、
「こんなこと言ったら引かれるかも」って考えて、結局自分の気持ちを言えずに飲み込んじゃうんです。
だから、仲良くなるまでにすごく時間がかかる。だけど、その“壁”を自分でもどうやって壊したらいいのか分からない…。そんな人、多いんですよ。

⑦相手に執着されると急に冷めてしまう

相手が「もっと一緒にいたい」「あなたしかいない」って強く言ってきたとき、
それまで感じていた安心感が、一気に重たくなってしまうことありませんか?
「依存されるのが怖い」「距離を詰められると逃げたくなる」っていう気持ちが働いて、
無意識のうちに距離を取ってしまうんですよね。
本当は嫌いじゃないのに、冷たくしてしまう…そんな自分に後から自己嫌悪になったりもする。
でもこれって、回避依存の人にとってはよくある反応なんです。


回避依存症の人に見られる思考パターン

回避依存症の人って、行動だけじゃなくて“考え方”にも共通するパターンがあるんですよね。
恋愛や人間関係の中で、「どうして自分はこう考えちゃうんだろう」って感じることが多い方は、ぜひ見直してみてください。
思考のクセに気づくことって、自分を変えていくための大きな一歩になりますよ。

①「どうせ私のことなんて理解されない」と感じやすい

「本音を言っても、きっと分かってもらえない」って、最初から諦めモードになっていませんか?
これは、自分の気持ちを否定された経験があったり、何度も傷ついてきた人が持ちやすい思考です。
だからこそ、最初から心を閉ざしてしまって、誰にも期待しないようにしてしまう。
でも、それって本当は「分かってもらいたい」って思ってるからこその裏返しなんですよね。

②傷つくくらいなら最初から距離を置く

誰かと深く関わって、傷つくのが怖い。
だから最初から一線引いて、踏み込みすぎないようにしてる。
これって、自分を守るための防衛本能ではあるんだけど、
そのぶん、安心できる人との関係も遠ざけてしまってることがあります。
「もう少し近づいても大丈夫かも」って、少しずつ自分に許可を出すことが大切かもしれません。

③自立しているふりをして本音を隠す

「私はひとりでも平気」「誰にも頼らなくても大丈夫」って思ってる人ほど、実は心の奥では“繋がり”を求めていたりします。
でも、それを見せるのが怖くて、自分をガードするように振る舞ってしまう。
この「ふり」って、自分では気づきにくいけど、長く続けてるとだんだん疲れてくるんですよね。
強がらなくても大丈夫って思える瞬間を、少しずつ増やしていけるといいですよね。

④相手からの好意に戸惑ってしまう

誰かに好意を向けられると、うれしい反面「どうして私なんかに?」って疑ったり、
「応えなきゃいけない」とプレッシャーに感じてしまう人も多いです。
素直に受け取れないのは、自分に対する信頼がまだ育っていないからかもしれません。
「ありがとう」と受け止めるだけでも、すごく大きな一歩なんですよ。

⑤愛されたい気持ちはあるのに素直になれない

心の奥では「誰かに愛されたい」「大切にされたい」って願っているのに、
いざその場になると、冷たくしてしまったり、距離を取ってしまったり…。
これは、愛されることに対する“慣れ”がない場合によくある反応です。
愛されるって、実はすごく勇気がいることなんですよね。
少しずつ、自分の中の「怖い」をやわらげていけたら、もっと楽に人と関われるようになるはずです。

回避依存症の傾向があるか確かめる質問リスト

「これって私のことかも?」って思ったときって、自分でもちょっと不安になりますよね。
でも大丈夫。ここで紹介するのは、いわば“自分の心のクセ”をやさしく見つめるための質問たちです。
診断って言うとちょっと堅いけど、まずは今の自分を知ることが一番のスタート。
いくつ当てはまるか、気軽にチェックしてみてくださいね。

①親密な関係に対して「重い」と感じたことがある

誰かと仲良くなってくると、「この人、なんか重いな…」って感じた経験はありませんか?
それって、相手の好意に応えるプレッシャーとか、「期待されてるかも」っていう緊張感から来ている場合もあります。
普通のことを言っているだけなのに、どこかで“干渉されてる”と感じてしまったりするんですよね。
距離が縮まることそのものが怖く感じるのは、回避依存の人にありがちな反応なんです。

②誰かと深くつながることに漠然とした怖さがある

本当は信じたいし、支え合える関係に憧れてもいる。
なのに、いざ誰かと本気で向き合おうとすると、心のどこかで「うまくいくはずがない」とブレーキをかけてしまう。
それって、過去に誰かとの関係で傷ついた経験が影響していたり、
無意識のうちに「どうせまた…」って思い込んでしまっている場合があるんです。

怖さを感じること自体が悪いわけじゃないんですよ。
その感情に気づいてあげることが、とても大事なんです。

③助けを求めるのが苦手で、何でも自分で抱え込む

「迷惑かけたくない」「人に頼るのが怖い」って思って、つい何でもひとりでやろうとしてしまうこと、ありませんか?
本当はしんどいのに、「大丈夫」って笑ってごまかしたり。
回避依存の人は、誰かに弱さを見せることに抵抗があることが多いんです。

でも、人ってひとりでは限界があるもの。
ちょっとずつでいいから、「頼る」っていう感覚にも慣れていけたら、きっと心がラクになりますよ。

④恋人や家族に「冷たい」と言われた経験がある

自分ではそんなつもりがなくても、「なんか冷たいよね」って言われたこと、ありますか?
心を開くのが難しかったり、感情を素直に表現できないから、
周りから見ると“よそよそしい”とか“感情が読めない”と思われちゃうこともあるんですよね。

でもそれって、心の奥にある「傷つきたくない」「踏み込まれたくない」って気持ちの表れだったりする。
責められるようなことじゃなくて、むしろちゃんと向き合えば変えていける部分なんです。

⑤過去の人間関係で「近づきすぎた」と後悔したことがある

すごく仲良くなったはずなのに、あとから「こんなに関わらなければよかった…」って思ったこと、ありませんか?
回避依存の人は、人との距離の取り方が難しくて、
「近づきすぎる→疲れる→離れる」の繰り返しになってしまうことがあるんです。

それでまた「やっぱり人と関わるのはやめよう」ってなっちゃう。
でもそのパターンに気づくだけでも、少しずつ変わっていけるんですよ。
自分にとって心地いい距離感を、少しずつ探していけば大丈夫。

まとめ

回避依存症って、見た目にはすごく自立して見えるから、自分でもなかなか気づきにくいんですよね。

でも、人との距離感にモヤモヤしたり、誰かと深く関わるのが怖くなったり、そんな感覚があるなら、
それは心が「ちょっと疲れてるかも」ってサインを出してくれてるのかもしれません。

この記事では、回避依存症の特徴や思考のクセ、セルフチェックのポイントをたっぷり紹介してきました。

まずは自分の傾向を知って、「あ、これ私っぽいかも」って気づくだけでも本当に大きな一歩です。

少しずつでいいので、自分の心に優しく向き合ってあげてくださいね。

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